2013/05/10

ホームの見えるカフェ

 秋葉原風景。
 JR秋葉原駅はちょっと複雑な構造。慣れたものには何ということもないのだが、たまにしか利用しない人にとっては戸惑うようだ。
 その理由は山手線・京浜東北線と総武線が直角に交差しているからで、2階部分で山手線・京浜東北線が南北に走り、3階では総武線が東西にまたいでいるといった具合。本来、直角に交わっているのだから理屈上は簡単そうだが、総武線ホームが島式ではないから余計複雑になっている。
 総武線は、片側1線のホームが向かい合うように配置されていて、北側つまり御徒町寄りが千葉方面、南側つまり神田寄りがお茶の水方面となっている。
 この総武線ホームの高架下をくぐるように山手線の内側に建っているのが駅ビルのアトレ1。(わかりやすく上手に説明しようとすれするほど難しくわかりにくくなってしまうが、これが秋葉原駅)
 で、このアトレの4階がカフェになっていて、千葉方面ホーム側にはスターバックスコーヒー、お茶の水方面ホーム側にはパティスリー エ カフェ ア・ラ・カンパーニュが店を構えている。つまり、アトレは総武線ホームを抱きかかえるような構造になっているわけ。
 どちらの店もホームから直接入ることはできなくて、アトレの中から向かうこととなるが、カフェの中からはガラス窓越しにホームを見ることができる。
 電車が頻繁に出入りし、大勢の人々が行き交う様をコーヒーを飲みながら観察するのも楽しいもので、いつでも賑わっている。
 ホームにカフェのある駅は全国どこでも珍しくはないが、ホームから完全に隔てられて、鉄道の往来の喧噪から少しでも身を引いて、なおかつ鉄道風景を間近にできるカフェというのも貴重な存在。
 なお、このふたつのカフェは上下線各ホームを隔てて反対側にあるから、そのふたつのカフェを行き来するにはアトレの構造を知っていないと戸惑うかもしれない。これも秋葉原駅のならしめているところ。


写真1 千葉方面ホーム側のスターバックス


写真2 お茶の水方面ホーム側のカンパーニュ


写真3 アトレ1外観

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