ドイツ・デュッセルドルフで「溶接・切断2017」

17/10/10

 4年毎に開催される世界最大規模の溶接・切断関連展示会であるエッセン溶接・切断フェアが「溶接・切断2017」として9月25日から28日までの4日間、独・デュッセルドルフのメッセ・デュッセルドルフの9?15ホールで開催された。今回は、例年通りのエッセンでの開催ではなく、デュッセルドルフ市での開催となったが、世界の溶接・関連メーカー41カ国から1035社が出展し、来場者数は主催者発表で約5万5000人と盛況なものとなった。
 4年前の同ショーとは開催地が異なるため単純には比較できないが、前回規模に比べ約3割の規模縮小となった感があるものの、地元ドイツからは368社が出展。各国パビリオンもアメリカ、フランス、イタリア、中国、韓国、台湾、そして日本と国際色豊かで、中でも中国からは大小とりまぜ219社が出展し、ドイツに次いでの出展社数となっており、先進的な製品の出展は見られないものの、中国メーカーの勢いを感じさせるものとなっていた。
出展製品全体の印象では、今回のキーワードとしてはインテリジェント・プロダクションが挙げられ、ドイツの国策でもあるインダストリー4・0関連製品の出展が多数を占めており、スマートファクトリー構築に向けた提案が多くの出展者から行われた。WiFiやインターネット、用いて様々な溶接条件をビッグデータとしてクラウドに落とし込み、これら溶接条件をPCやスマートフォンタブレットで容易に引き出せるような製品の出展が人気を集めており、シンプルな操作で、人と機械のコミュニケーションの向上をうたった製品が多く見られた。また、ダウンサイジングというのも一つのキーワードで、持ち運びが容易なデジタル小型溶接電源の出展も多く見られた。

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