デジタルRTのJIS制定案承認

17/05/19

日本工業標準調査会(JISC)標準第一部会の金属・無機材料技術専門委員会(長井寿委員長)は5月11日、東京・千代田区の経済産業省で第11回会合を開いた。日本工業規格(JIS)の審議のなか、「溶接継手の放射線透過試験方法―デジタル検出器によるX線及びγ線撮影技術」などの制定案を審議し原則として承認した。今後、委員の指摘を受け必要な修正を行い、再度承認が済んだのち公示する。
 溶接関係は、日本溶接協会が原案作成団体のZ3110「溶接継手の放射線透過試験方法―デジタル検出器によるX線及びγ線撮影技術」の制定案を審議した。従来、放射線を用いた非破壊検査は、工業製品の品質管理や構造物の定期検査に広く用いられているが、X線フィルムを用いたX線透過試験方法に加えて、近年ではデジタルラジオグラフィが普及していることから規格化が望まれていた。また、この規格に対応する国際規格ISO17636―2は、フィルム法とは運用方法が異なる点があることから、従来のフィルムを用いた溶接継手の放射線透過試験方法を規定したJISとは別の規格として制定する必要があった。

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