神奈川でガス地震防災緊急措置訓練/海上流出容器回収

11/11/17

 平成23年度(第39回)高圧ガス地震防災緊急措置訓練(神奈川県、神奈川県高圧ガス流通保安協会ほか4団体主催)が11月15日、横浜市神奈川区の山内ふ頭で実施された。東日本大震災を踏まえ、今回は海上への流出容器回収訓練などが横浜海上保安部の協力を得て新たに加えられた。
 同訓練は神奈川県工業保安強調月間に合わせ毎年開催しているもの。同県は全国有数の石油コンビナートを有し大量に高圧ガスの製造、貯蔵、消費、輸送が行われているほか、東海地震や県西部地震発生の切迫性が指摘されている。
 このため訓練では、毎回地震にともなう高圧ガス事故災害をテーマとし、高圧ガス燃焼特性紹介、アセチレンガスの安全器効果実演訓練および消火訓練、空気呼吸器装着訓練、卸販売業者によるLPガス充填所での緊急措置訓練、販売事業者における家庭用LPガスの復旧訓練及び応急供給訓練、高圧ガス運送途上における緊急措置訓練などを行っている。
 中でも新たに加わった津波発生にともなう海上流出容器回収訓練では、巡視艇乗った保安員が海上に浮かべた模擬容器(LPガスを想定)を棒状のフックで引っかけて船内に回収するという実践的な訓練を実施。さらに、国内有数の横浜港を持つことから同巡視艇や消防艇(横浜市消防局)を使った海上からの消火訓練、塩素ガス拡散防止訓練も行われただけに、約500人の参加者にとって貴重な体験になった。

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