17年高圧ガス事故発生状況、経産省まとめ

18/04/09

経済産業省産業保安グループ高圧ガス保安室がまとめた2017年(暦年ベース)の高圧ガス事故の発生状況によると、重大事故件数はA級0件(前年比増減なし)、B1級2件(同4件減)となった。B1級2件の概要は次のとおり。
【潤滑油精製装置からの火災】(1月22日、和歌山県、漏えい・火災、死者・重軽傷者なし)
 製油所内の水素化精製装置(潤滑油を精製する際に硫黄や窒素等の不純物を取り除く装置)から出火し火災となった。ガスの爆発を防ぐめ残ガスを監視下で燃え尽きさせる方針で対応し、40時間後に鎮火。市は1281世帯2986人に一時避難指示を発令(実際にした住民は568人)。事故調査委員会の原因分析では、配管内で水蒸気、硫化水素、アンモニアを含むガスが冷却されることにより生成した水硫化アンモニウムによる腐食によって穿孔し、漏れ出た水素等のガスに静電気より着火、その開口部から潤滑油も漏洩し油火災に発展した。
【第16209号】

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