秋葉原が、他の繁華街と大きく異なるところはその国際性だろう。
都内では浅草なども外国人観光客の多いところだが、秋葉原はちょっと異質で、外国人の姿が非常に多いということでは際だっていて、それも観光客ふうというのでもなく、買い物客も含めて街中至る所を徘徊している。
駅前に30分も佇んでいれば、それこそ10カ国くらいは外国からきた人たちを容易に認めることができるだろう。
それは世界に名だたる電気街を擁しているからだが、このため、秋葉原ならではのものとしては外国人旅行者向けの免税店もそうだし、ちょっと変わったところでは、外貨両替店もいかにも秋原らしいもの。
秋葉原駅の昭和通り口、ヨドバシカメラとの通路沿いに民間の両替商が店を構えている。
銀行の窓口では面倒だという人たちでこの店はいつでも利用者が絶えない。
常備して取り扱っている外貨の種類は30にも上るから、利便性という点では確かに並の銀行では及びもつかない。
米ドルやユーロなどもさることながら、中国元、韓国ウォン、香港ドル、台湾ドル、タイバーツ、シンガポールドルの取引が多ようで、ほかにUAEやサウジアラビアなどの中近東諸国、ハンガリー、ポーランドなどの旧東欧諸国に加えブラジルなどもあっていかにも秋葉原らしい。
見ていると、利用しているのは外国人が圧倒的に多いが、日本人の姿も珍しくはない。海外旅行で余った外国貨を日本円に戻しているのであろう。

(秋葉原風景50=外貨両替店)
レーザプラットフォーム協議会 編
A5判
160頁
ISBN978-4-88318-035-6
価格:1,890円(本体価格:1,800円)
A5判 276頁
ISBN:978-4-88318-417-0
価格:2,520円(本体価格:2,400円)
馬場 信
新書判
326頁
ISBN978-4-88318-702-7
価格:1,200円(本体価格:1,143円)